膝痛にいい食べ物
膝痛にいい食べ物(特に最近では安全性が問われていたりしますね。産地偽装など様々な問題が起こっているようです)は色々ありますが、ここでは主に二つを挙げてみたいとなるんです。
・グルコサミンを含んだ食べ物
・コンドロイチン(ムコ多糖類の一種で、体のいたるところに存在しているといわれています)を含む食べ物
まずは、グルコサミンを含む食べ物についてですが、グルコサミンは関節を滑らかにする成分で、関節の軟骨が再生するのを助ける役割を持っているのです。このグルコサミンが含まれている食べ物としては、山芋や鶏の手羽先、カニやエビ、長芋などがあげられます。
次に、コンドロイチンについてですが、食物繊維の仲間と言われており、たんぱく質(学術用語として表記する場合には、「タンパク質」になります)と結合して関節や軟骨などを形成するというのが主な働きです。また、関節を柔軟にするという働きや軟骨(ヒアルロン酸を注射することで痛みを和らげることができるそうです)の保水力を高めるという働きもあります。
コンドロイチンを含む食べ物(飽食の時代なんていわれて久しいですが、実は昔の食事の方が栄養的には豊かだったのかもしれません)としては、植物性のものでは、納豆やオクラ、なめこや里芋などです。
動物性のものでは、ヒラメやウナギ、ドジョウやナマコ、フカヒレや鶏の皮などが代表的でしょう。グルコサミンもコンドロイチンも、体内で生産される量が年々減っていく成分です。普段の生活から積極的に摂取するようにしてください。